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特命教授紹介
特命教授コラム
高専教育に学ぶ 矢野眞和(寄稿・日本経済新聞朝刊3/7)
文書のコミュニケーションと”6W1H” 中澤達夫
技術開発のヒントをもとめて 丹野浩一
ロボット革命のすすめ3/3 佐藤知正
教育のキャリア効果を考える 矢野眞和
コミュニケーションを考える 中澤達夫
またとない教育改革の機会到来 丹野浩一
ロボット革命のすすめ2/3 佐藤知正
市場は「高専」をどのように評価しているか 矢野眞和
社会実装あるいは課題解決型実習の取り組み方 中澤達夫
実学重視の教育を考える 丹野浩一
ロボット革命のすすめ1/3 佐藤知正
自動演奏楽器(3) 中澤達夫
自動演奏楽器(2) 中澤達夫
自動演奏楽器(1) 中澤達夫
プロジェクトの背景にあるもの(3) 丹野浩一
プロジェクトの背景にあるもの(2) 丹野浩一
プロジェクトの背景にあるもの(1) 丹野浩一
教育の社会工学(2) 矢野眞和
部屋がロボット?(1) 佐藤知正
教育の社会工学(1) 矢野眞和
特命教授挨拶
委員会一覧
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メディア情報一覧
お知らせ
社会実装教育
平成30年度最終報告会の結果
平成30年度全国高専フォーラムの報告
平成29年度日工教オーガナイズドセッションの報告
社会実装教育のカリキュラム導入例
社会実装教育の取組み事例
社会実装教育の教材制作
平成29年度最終報告会の結果
平成29年度 1日目
平成29年度 2日目
平成29年度ショート・オーラル発表
平成29年度ファイナル発表
平成29年度表彰式・審査員長総評
平成29年度受賞ポスター集
平成28年度最終報告会の結果
3月3日 1日目
3月4日 2日目
社会実装コンテストファイナルプレゼン
社会実装コンテスト表彰式・審査員長総評
ショートオーラルセッション
平成28年度社会実装プロジェクト学生研究会in小山~開催報告
平成27年度最終報告会の結果
社会実装コンテスト最終プレゼン
表彰式・総評
新規カテゴリ4-1
平成27年度社会実装プロジェクト学生研究会in一関~効果的な技術・手法を学ぶ~開催報告
新規カテゴリ3-1
平成26年度最終報告会の結果
社会実装コンテスト最終プレゼン
社会実装教育フォーラム
平成25年度最終報告会の結果
平成24年度最終報告会の結果
社会実装教育フォーラム
平成29年度
平成30年度
高専研究
高専研究報告「KOSEN教育の光と影」開催報告
「KOSEN教育の光と影」発表資料
シンポジウム「高専教育の地平」開催報告
「高専教育の地平」発表資料
高専卒業生キャリア調査~中間報告会~開催報告
「高専卒業生キャリア調査」アンケート集計の進捗状況のお知らせ
ワークショップ一覧
過去のワークショップ詳細
WEB討論会シリーズ(全4回)
第1回WEB討論会
動画・PBL教育とエンジニアリングデザイン教育の現状と課題
対談2
対談3
対談4
対談5
対談6
第2回WEB討論会
基調講演 柳下福蔵
事例紹介 與那嶺尚弘
事例紹介 下田貞幸
事例紹介 伊藤通子
事例紹介 別府俊幸
パネルディスカッション
パネルディスカッション2
パネルディスカッション3
パネルディスカッション4
パネルディスカッション5
パネルディスカッション6
パネルディスカッション7
パネルディスカッション8
パネルディスカッション9
パネルディスカッション10
パネルディスカッション11
パネルディスカッション12
第3回WEB討論会
基調講演 塚本真也
基調講演 塚本真也2
基調講演 塚本真也3
基調講演 塚本真也4
事例紹介 木村健一
事例紹介 前佛栄
事例紹介 千徳英一
事例紹介 中尾基
事例紹介 佐藤知正
パネルディスカッション
パネルディスカッション2
パネルディスカッション3
パネルディスカッション4
パネルディスカッション5
パネルディスカッション6
パネルディスカッション7
第4回WEB討論会
講演 大野博信
講演 大野博信2
講演 大野博信3
講演 大野博信4
講演 佐藤辰彦
講演 佐藤辰彦2
講演 佐藤辰彦3
講演 佐藤辰彦4
講演 阿部惇
講演 阿部惇2
講演 阿部惇3
講演 阿部惇4
講演 阿部惇5
パネルディスカッション
パネルディスカッション2
パネルディスカッション3
パネルディスカッション4
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WEB討論会シリーズ第4回 パネルディスカッション
産業・経済の動向と技術者教育への期待
―ダイバーシティと技術者―
開催日 2014年9月9日 10:00~15:00
会場 立川市女性総合センター・アイムホール
第4回WEB討論会について
グローバル化が進む中で、新しい価値を創造し社会に革新的イノベーションを引き起こすことが出来る質の高い技術者を育成する教育プログラムの構築には、まず教育に携わる者が技術を活用している社会の動向に関心を寄せることが重要です。その上で技術者に普遍的な能力、新たに身につけるべき能力などについて整理し、効果的な教育手法、カリキュラムを構築して行くことが重要と考えます。
本企画ではこの点も重要視していますが、業種、業態によって考え方も異なると思いますので、いろいろな分野の方々にお声がけし技術者教育のあるべき姿についいて議論を展開していきたいと考えています。
今回は、三菱化学経営戦略部門RD戦略室の
大野博信氏
(高専OB)、創成国際特許事務所長・弁理士の
佐藤辰彦氏
(高専OB)、ニチコン(株)取締役・立命館大学総合科学研究機構上席研究員の
阿部惇氏
の3名の方にそれぞれご専門の立場からご講演とパネル討論をいただきました。ご講演の中には共通点が多々あり、グローバル時代に対して技術者が身につけるべき大事なポイントが集約されたように思います。断片的にご覧になるのではなく、全体を通してご覧頂き各講師の伝えたい本質を捉えていただければ幸いです。
「卒業生から見た技術者像、技術者に必要なこと」 大野 博信 氏
大野博信氏からは
「卒業生から見た技術者像、技術者に必要なこと」
と題して、ご自信のご経験を踏まえ、技術者とくに高専卒技術者の現状と期待について研究開発型企業における技術者の立場からご講演頂きました。OBらしく本質を突いたご講演を頂きました。
“世界的な市場競争の中にあって、コスト削減や品質保証優位だけでは市場優位は保てなくなってきており、これからは高機能化、高付加価値化など新たな価値の創成や新規事業の創出など創造型企業への転換が求められてきている。”
多様化かつ高度化する課題に対し、キャリアの異なるプロジェクトチームによる取り組みが行われるようになっていることにふれ、これに対応していくためには、信頼される確かな専門力を身につけ技術者としての存在価値を高めることが重要になると述べています。当然必要とする基礎学力への要求も格段に高くなってきていることからいっそうの努力が必要であると強調されました。また他の学校種に比べ高専の特色になっている実験力を、より実践的なレベルに強化し特色を打ち出すこと、加えて技術者として熱い思いと信用につながる責任感をもって行動し、頼られる社会人になって欲しいと期待を述べられました。
「国際競争の中で勝ち残るためには」 佐藤 辰彦 氏
佐藤辰彦氏からは、
「国際競争の中で勝ち残るためには」
と題して、特許などから見たわが国モノづくりの変遷、わが国の知的財産に関する政策の変化、競争時代における知的財産の考え方などについてご講演頂きました。
“これからはクローズド・オープンハイブリッド・モデルということが大事となる。そのためには他者と組むための力を持つことが大事になるが、それには自分がライセンスするものをしっかり持って始めて他人の力を利用する立場になれる。
クローズドモデルとオープンモデルの癒合の中で臨機応変に対応していくことが求められ、権利化と秘匿化の棲み分けなど、しっかり見極める能力が大事になってくる、と指摘されました。
また特許活用による事業化の成功事例として、世界的に活躍する高専卒業生の事例を2件紹介されました。工場持たず大手企業などに販売委託させるファブレス型の成功事例として研究開発企業フロンティア・ラボの事例を、また日本最年少技術士となり、生分解性プラスティック技術で「地球と宇宙のごみ問題を解決するイノベーション」でグランプリを獲得し、イノベータオブイノベーターズの称号を受け多くの企業と連携する事例を紹介されました。
グローバル環境において不可欠となったMOT(技術経営)と人材 阿部惇 氏
阿部惇氏からは
「グローバル環境において不可欠となったMOT(技術経営)とMOT人材」
と題して、フロントランナー型の技術開発において重要になるMOT人材の育成の必要性についてご講演頂きました。
“MOTとは技術経営、すなわち技術とビジネスを結び新しい価値を創出することであり、技術をどう活かしていくか、経営および技術の価値のわかる技術者になって欲しい。これからはお手本がない中で、見えないモノを創ることが求められるが、このような中にあっては試行錯誤が大事であり、その過程で気付きが生まれ技術の見識が磨かれるようになる。”
見識を高め技術の価値判断が出来る能力をぜひ磨いて欲しいと期待を述べています。また、産業構造の変革を認識し、事業戦略、技術戦略・知財戦略の三位一体改革が必要になってきていることを意識しなければならず、必要に応じ異分野の方とコラボするなどの進め方を組織的に共有認識できるような意識改革が必要になると述べ、技術者教育の改革にあたっては、このような変革に教員自身がまず気づかないと始まらないと指摘しています。また興味を引くこととして、事業の成功には、①夢見る人、②実務をする人、③それに加えて何とも言えない嫌なやつの3タイプのスタッフが大事と述べています。
最後に各講師から学生に対し、未来へのストーリーを創ることが出来る人になれ。答えのない問題に果敢に挑戦し、成功の道を探す能力を獲得して欲しい、漠とした中から課題を見つけ出す能力を身につける訓練が必要、などの激励がありました。
パネルディスカッション
パネル討論では、グローバル化の下で他者と協働して活躍する場が多くなることから、性別、文化、宗教そしてキャリア等々多様性を尊重し特質を活かし合うことが基本的に重要との思いから「技術者とダイバーシティ」のテーマで討議いただきました。幅広く深い内容であることから今回はダイバーシティーとは何かという導入的なところに視点を置き討論いただきました。このことは基本的に大事な事ですので今後内容を深めていきたいと考えています。
"イノベーティブ・ジャパン"プロジェクト推進室 特命教授
丹野 浩一
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