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プロジェクト概要


社会全体が大きな転換点にある現在、
高等専門学校(以下「高専」)の使命はどのようなものでしょうか。
われわれは、新たな基幹産業につながるイノベーション(=社会変革)の創出に向け、
高専が人材育成面から貢献することと考えます。
つまり、ものづくりを中心とした強みを活かしつつ、
社会の問題に正面から向き合い、技術を用いて解決に力を尽くす、
そんなエンジニアの育成が高専に求められているのではないでしょうか。

 「KOSEN発“イノベーティブ・ジャパン”プロジェクト」は、こうした高専の新たな使命に向けて、
全国の高専が連携、協力し、次の事業を展開しています。




 
1. 社会実装教育の実践
 イノベーションは、狭義の技術革新にとどまらず、複雑なプロセスを得て達成される社会変革と考えることができます。
そのためには、自らの工学的専門知識を活用し、「何を創りだすか」を考え、実際に社会で行動できるエンジニアが求められているといえます。
 そこで、社会実装教育では、強固な基礎学力を身につけた学生が、社会の現実の問題と対峙しながら、

① 非専門家であるユーザーの発する生の情報を工学上の言葉や具体的な技術に変換する高度なコミュニケーション力(エンジニアリング・リテラシー)
② ユーザーの複雑な要求に基づきながら制作物の改良に取り組む主体性と創造性

を獲得することを目指しています。
 また、これまでの実践に基づきながら、2015年度からはテキスト等の教材作成に取り組んでいます。

連携高専:
東京高専(代表校) 、一関高専、小山高専、長野高専、沼津高専、和歌山高専、沖縄高専
協力高専:
函館高専、仙台高専、福島高専、群馬高専、石川高専、鈴鹿高専、舞鶴高専、呉高専
宇部高専、阿南高専、北九州高専、佐世保高専、熊本高専、都城高専


詳しくは社会実装教育
 
2. 「高専研究」の推進
 高専制度は、1963年の創設から50年以上の歴史を重ね、卒業生は産業界から高い評価を得てまいりました。
しかし、高専制度や高専教育を対象とした研究は決して多くなく、高専の教育課程等の特色や高専教育の評価の内容が客観的に解明されているとは言い難い状況にあります。
 そこで、高等教育研究等の専門家の協力を得て、高専の教育や制度を客観的、かつ詳細に明らかにすることが必要と考えます。
 2014年度には、次の13高専(14キャンパス)が参加した「高専卒業生キャリア調査」を実施、大学等との比較を含め、高専卒業生のキャリアの特色を明らかにする研究を進めています。

調査参加校:
八戸高専、小山高専、東京高専【調査実施担当】、長岡高専、沼津高専、鈴鹿高専、和歌山高専、
米子高専、宇部高専、阿南高専、佐世保高専、熊本高専(熊本キャンパス、八代キャンパス)、
鹿児島高専


詳しくは高専研究
 
3. 各種ワークショップの開催
 本プロジェクトの提案する高専教育やエンジニア教育の今後について、さまざまな角度から議論するワークショップを開催しています。
 一部ワークショップの模様は、プロジェクトのホームページでも提供しています。ぜひ、ご覧ください。



 
社会実装教育参加高専の拡がり


平成28年度の参加高専
 
事業期間
平成24年度~平成28年度(5年間)
 
平成24年度~平成28年度 活動報告
 


イノベーティブ・エンジニアを育成するための教育体制を確立し、
新たな基幹産業イノベーションへの貢献を目指します。