高専における学習経験と卒業後のキャリアとの関係を把握することで、高専教育が果たしてきた役割を教育学や教育政策の観点から学術的に解明し、今後のエンジニア教育全体を検討するための基礎データを集成することを目的としています。
2014 年12 月に実施した本調査は、参加高専を卒業した1976 年3 月から2008 年3 月迄の卒業生を対象としています。1 校につき900 件、合計12,600 件の対象者をランダム抽出したうえ、アンケート調査票を郵送し、3,408 件の回答を得ました。( 回答率 28.6%)
今回の報告会は本調査の第一次報告の分析結果を基に「中間報告会」として開催したものです。