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高専研究

 
高専研究の趣旨
  高等専門学校(以下、「高専」という)制度は、1963年の創設から50年以上の歴史を重ね、卒業生は産業界から高い評価を得てまいりました。しかし、高専制度や高専教育を対象とした研究は決して多くなく、高専の教育課程等の特色や高専教育の評価の内容が客観的に解明されているとは言い難い状況にあります。また、こうした外部から(あるいは第三者的に)高専を検証する機会が少ないことは、高専教育の優位性や課題を社会に発信する機会を減らすことになり、結果的に高専の存在がその実績と比較して弱いままである要因とも考えられます。

 そこで、“イノベーティブ・ジャパン”プロジェクトでは、高等教育研究等の専門家の協力を得て、高専の教育や制度を客観的、かつ詳細に明らかにする「高専研究」を推進しております。
 
高専卒業生キャリア調査について
 高専卒業生を対象とする本格的な学術研究は、日本労働研究機構(現(独)労働政策研究・研修機構)が平成10年に実施した「高専卒業者とキャリア調査」まで遡る必要があり、この間、高専の教育内容及び高専教育に対する社会的要求もまた大きく変わっています。このような高専を巡る社会経済環境の変化に対応した今後のエンジニア教育の在り方を検討する基礎資料とすべく、広く実社会で活躍されている高専卒業生を対象に高専時代及び、ご卒業後のキャリア形成等についてアンケート調査を実施するものです。

【調査参加高専】
八戸高専、小山高専、東京高専、長岡高専、沼津高専、鈴鹿高専、和歌山高専、米子高専、宇部高専、阿南高専、佐世保高専、熊本高専(熊本キャンパス、八代キャンパス)、鹿児島高専

  アンケート調査により得られた集計結果については、東京高専に設置された調査専門委員会において分析・評価され、全体及び参加高専毎に取りまとめられるため、参加高専のみならず高専全体として共有し今後の教育方針等に反映することが可能となります。
 
新たな高専教育に向けて
 「卒業生キャリア調査」に基づき、高専時代の学習習慣とキャリアの因果関係等について比較分析を行い、「新しい高専教育」に向けた研究と提言を行います。