高専卒業生を対象とする本格的な学術研究は、日本労働研究機構(現(独)労働政策研究・研修機構)が平成10年に実施した「高専卒業者とキャリア調査」まで遡る必要があり、この間、高専の教育内容及び高専教育に対する社会的要求もまた大きく変わっています。このような高専を巡る社会経済環境の変化に対応した今後のエンジニア教育の在り方を検討する基礎資料とすべく、広く実社会で活躍されている高専卒業生を対象に高専時代及び、ご卒業後のキャリア形成等についてアンケート調査を実施するものです。
【調査参加高専】
八戸高専、小山高専、東京高専、長岡高専、沼津高専、鈴鹿高専、和歌山高専、米子高専、宇部高専、阿南高専、佐世保高専、熊本高専(熊本キャンパス、八代キャンパス)、鹿児島高専
アンケート調査により得られた集計結果については、東京高専に設置された調査専門委員会において分析・評価され、全体及び参加高専毎に取りまとめられるため、参加高専のみならず高専全体として共有し今後の教育方針等に反映することが可能となります。