メニュー

 

日本分光株式会社訪問記


訪問日:2014年12月11日 木曜日
場所:日本分光株式会社 応接室
お答えいただいた方: 代表取締役社長 中村敏樹 様
質問者:東京高専4年 星野彩、松永宏章


 
企業トップインタビュー

中村敏樹 代表取締役社長
企業について
日本分光では、「自然にある物理現象を利用して精密に分析する装置」を作っている。具体的には、光を分けて(分光)、ものに当てると吸収や反射そして発光などがおこる。、その現象をみると、当てたものの中にどれだけの成分が含まれているかなどが分かる装置である。現代では様々なところで活用されており、学校や企業の研究だけでなく薬の開発や宇宙開発、環境汚染の原因等を調べる際に利用される事がある。企業として【温故知新】、【初心忘るべからず】をモットーとしている。

社長の役割とは・・・?
―社長の仕事内容は…?
社長の仕事としては直接的なものはなく、主に書類の決済などを行う。会社の方針として社員証には「顧客感動・一歩前に・スピード経営・面白い会社」と記してあるが普段からこれを意識している。日々社員の顔を見ている時が一番達成感を感じる。また、社長の立場として責任が有り、社員を正しく導くことができるかという不安もある。常に過去からの継続と未来をつくることを目指している。

―新入社員に求めることは…?
入社した時に持っていた夢を忘れないでいてほしい。結果が出るまでには10年程度かかる。その間勉強することを忘れないでもらいたい。


高専関係
―大学生と比べて高専生は…?
ものづくりをすることで実際に体を動かしてきた人という点で評価できる。専門的な知識はあるので基礎をしっかり身につけるとより良い、例えば効率1を超えない設計などが理解できれば大学生や修士の学生とも殆ど変わらないと思う。

―これから必要とされることは…?
冒険して見る勇気があるといい。10通り程挑戦してみて1通り成功したらそれでいい。今の状態は今分からないので常に3手先を考えるようにするといい。気がつく段階は当然早いほうがよく、予測することは大変重要になってくる。案外近場に答えがあることも多い。また、最近大手企業で実践されているような“改善”する意識を常に持つことが大事である。

―高専でしておくべきこと
学校では勉強する行為を勉強してきているのでそれを真面目にこなしておけば良い。過去を大事にしつつ、こだわりすぎないように自由に過ごす。人との関わりを学び、発想力を鍛えると尚良い。
 
インタビューを終えて
 企業の社長とお話する機会はなかなか無いのでとても貴重な体験となった。普段、企業について知ることは今まであまりなく、自分自身で調べることも少なかった。しかし企業というものは私達の生活を日々支えていて欠かすことはできないわけであり、自分もいつかは企業に務めることになる。そのための1歩として今回の企業インタビューはためになったとおもう。これからは自分の地域で活動している企業の活躍に注目していきたい。
 また、日本の中では少数派と言える高専生が評価されていることは大変喜ぶべきことだと思う。日本の技術を誇りを持って世界にも知ってもらえるように頑張りたいと思う。基礎力や教養、コミュニケーション能力などの足りない部分はコツコツ補っていきたいと感じた。

(星野)