近年、教育の現場では学生が「何を創りだすか」を考え行動できるよう、「コミュニケーション力」、「主体性」及び「創造性」などを強化することが必要とされています。
これを受けて、本事業では、高専の新たな教育が目指すものとして、それぞれを
1.市民や異なる分野の専門家から生まれる「生きている情報」を工学上の言葉や具体的な技術に変換することのできる高度なコミュニケーション力
2.社会の複雑な要求に基づきながら改善や改良に取り組む主体性と創造性と定義しました。
これらの能力を育成するには、社会の現実の問題に正面から向き合い、他者との対話と工学的な解決策を駆使し、価値を共に創造する経験が必要と考えます。
そこで、ステップ1「課題を把握する」、ステップ2「提供する価値を考案する」、ステップ3「社会に導入する」、ステップ4「評価を得る」の4ステップから構成される教育プログラム
「社会実装教育」を提唱するとともに、学生主体の
「社会実装プロジェクト」として実践します。